剣舞中興の祖とされる日比野雷風が剣術や体術、居合を基礎に神刀流撃剣剣舞術という一大体系を作り上げました。彼は、明治23年から大正11年にかけての30年余年の中で5冊の著書を残していますが、最後の著「剣武の道」には剣武の魅力が集約
されています。 
 体系のすべてを総覧せずとも、間取り法という基本動作を身につけ「蒼竜」「鞭声」などを踊れば、剣術や、居合抜刀を専門的に学ばずとも、武道の体捌き、精神力の根本が身につき、さらには漢詩をそらんじ舞うことが出来る。文武両道、青少年の健康な心身発育のもととなるものはすべてあるというのです。
 明治、大正生に生まれの雷風の門人の中から、多くの剣武の指導者が出ましたが、その先生方はみな、子供たちの足腰を鍛え、集中力を練り、知識、情操を豊かにはぐくみ、やさしさと礼節を知る健康な青少年を育てることに熱意を持っていました。

 私もこの遺志を引き継ぎ、老若男女、懇切丁寧に教授いたします。

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                 日比野雷風  最期の著作 「剣武の道」